仮想通貨取引所QUOINE(コインエクスチェンジ)の創業者であり、最高経営責任者(CEO)である栢森加里矢氏をご存知でしょうか?
日本における仮想通貨の安全性や将来性について様々なメディアで力説されています。
今回は、そんな栢森氏の経歴やツイートを見ていきます。
目次
栢森加里矢氏氏の経歴
東大卒業後、ハーバード大学経営大学院でMBAを取得。
その後は三菱商事に入社し、新規事業担当としてナチュラルローソンの創業に携わる。
その後、米国のベンチャーキャピタルを経て、ソフトバンクに転職し、シニアバイスプレジデントとしてアジア事業を統括。
2014年11月にQUOINEを共同創業、2016年4月よりCEOに就任。
栢森氏は、ローソンやソフトバンクなど、金融業界とは全く異なった業界から転身したことで一躍有名になりました。
「日本でこれだけFXが流行ったのであれば、金融資産投資として仮想通貨も流行るに違いない」
と先見の目を立てての仮想通貨取引所企業だったようです。
栢森加里矢氏のTweetの特徴
仮想通貨界隈の異端児として注目されている栢森氏。
Twitterは「Mike Kayamori」というアカウント名で、まだそこまでフォロワーは多くないようです。
果たしてどのような発言をされているのでしょうか。
新規アカウント開設に関するツイート
Hello Twitter. I'm Mike Kayamori, CEO and co-founder of @QUOINE_SG. Welcome to my new Twitter account. I will try and get verified as soon as possible, but in the meantime, here is a photo for proof.
I look forward to engaging with you all here. pic.twitter.com/HE2x3GIT4B
— Mike Kayamori (@MikeKayamori) April 16, 2018
Twitterアカウントを新しく作ったばかりのようで、栢森氏自身のアカウントである証明として、本人が名前と日付の紙を持って写っている写真をアップされています。
そこまで内容のあるツイートではありませんが、いいね数やリツイート数を見る限り、どれだけ人気があるかがわかります。
栢森氏のツイートはこの1件だけでした。
QUOINEを創業した理由
栢森氏は、アジア統括部門としてソフトバンクでシンガポールに駐在していたときに、知り合いに仮想通貨事業を立ち上げようと言われました。
そのときは果たしてうまくいくのかと半信半疑でしたが、仮想通貨とブロックチェーンの破壊的なイメージや可能性を知り、共同で創業をしたとのことです。
さらに、仮想通貨取引所のQUOINE(コインエクスチェンジ)は現在BtoBをメインに事業展開しておりますが、今後はBtoCも行っていくと言われています。
QUOINEの目標はICOの東証
栢森氏は、2018年はICO元年になるだろうと言われています。
自身も、金融庁登録を受けた仮想通貨交換業者による世界初のICOであるQASHを発行しました。
栢森氏は経済紙のインタビューで、「日本は2017年4月の改正資金決済法で、世界に先駆けて仮想通貨取引所に登録制を導入したことで、ICOのリーディングポジションを取れる状態である」と言われています。
ICO市場が広がる懸念点
ICO市場が拡大することによる懸念点としては、大手からベンチャー企業まで発行体が多く、検証や実験のための取引所の体制が万全でないことがあげられています。
QUOINE社は東京証券取引所の年間IPO件数を超えることを目標に、資金調達を妨げることがないよう、体制整備を急ピッチで推し進めていく予定です。
QUOINEのセキュリティに関して
2018年1月に起きたNEM流出事件を受けて、QUOINEX側としては、セキュリティ強化に力を入れています。
具体的には、「全通貨100%」コールドウォレットで管理し、送金アドレスのホワイトリスト化、プライベートサーバー、二段階認証の必須、API出金の禁止を実証。
さらに、第三者の専門家によるセキュリティチェックや、危機管理委員会の設置、コールドウォレットが使えない通貨の取り扱い禁止なども進めていくそうです。
原拓也

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