Aidos Kuneen(アイドス・キュネーン)はブロックチェーンの技術を使わずに作られた仮想通貨です。
ブロックチェーンの技術ではなく、iMeshという技術を用いて作られています。
ADKはオフショア市場で使われることを目指している通貨で、開発者のRicardo Badoer氏(通称:ドン)はオフショアの世界で長く活躍してきた人物と言われています。
以下、ADKの特徴・将来性・おすすめの取引所をまとめています。
- 特徴:マイニングが不要のため、取引所手数料が無料。取引履歴を各自で管理する
- 将来性:市場規模が3,300兆円規模と言われるオフショア銀行市場で利用されることを想定して開発している
- 取引所:Aidos Kuneen公式の取引所、AidosMarket
目次
アイドスキュネーン(ADK)の今後や将来性
ニュース
アフリカにある2つの銀行の筆頭株主へ
銀行名の発表はまだですが、既にケニアとタンザニアにある2つの銀行の筆頭株主になったことを公表しています。2018年5月5日現在、銀行名は未公表ですが、ドン氏によると5月中旬ごろに銀行名を公表するようです。
Some more tease from ownership in Our second bank . We will make it all official ( Bank name etc ) as soon as Centeral bank in Kenya and Tanzania give the green light. We are working to have at least total of 40 % owenership in each bank before we move on to European bank pic.twitter.com/elH9OQoBZ4
— ADK (@Aidos_kuneen) 2018年2月6日
how ? his buy order has not been hit. So I say he has faild.
Bank names to be released after the weekend when I have had my last meeting with couple of Important people.
引用:ADKのSlackでのドン氏のコメント
ドン氏はこの2銀行の筆頭株主になった後に、両行を合併させてオフショア銀行を構築することを計画しているそうです。この計画が実現すれば、ADKを用いた銀行が誕生することとなり、世界で注目を浴びることは間違いないでしょう。
テレグラムにてドンの発言。
週末明けに最終ミーティング終えて銀行名発表とのこと。
来週だなw
— 情報アカ (@jouhouakasanda) 2018年5月5日
デビットカードの発行
リトアニアにあるMisterTangという情報通信技術の会社とパートーナーシップを結び、ADKで電子決済が可能になりました。
リトアニアの中央銀行の公式オンラインバンキングで、遠隔地からでも簡単に口座開設が可能になり、さらに口座に紐付いたデビットカードの発行も開始しています。
日本人にはあまり実感がわかないかと思いますが、貧困層やインドのカースト制度で銀行口座を持てない人たちが多く存在し、口座がないことで仕事ができない、現金化するまでに多額の手数料を取られるなど不便を強いられている人たちがたくさんいます。
ADKがMsterTangoで誰でも簡単に口座開設がができるようになり、デビットカードも持てる環境を作ったことは大きな意義があります。
MisterTangoからデビットカードきてた!無料で!早く $ADK チャージしてみたいなー! pic.twitter.com/ziktDdilrO
— 焼き鳥総長 (@yakitoribit) 2017年10月26日
アイドス・キュネーン(ADK)の特徴を簡単に解説
ADKの目的は、世界最大のオフショア銀行を作り、ADKを使えるようにすることです。ここでオフショアについて簡単に解説しておきます。
Wikipediaには以下のように記載されています。
オフショア(Offshore)は岸(shore)から離(off)れ海に流れる風、つまり「陸風」のこと。反対語は、「海風」を意味するオンショア(Onshore)(cf.海陸風)。転じて陸から離れた沖合や、本拠の外の海外のことをさす。
オフショアとは「国または本土の沿岸から遠く離れた地域(海外)」のことです。金融用語で使われるオフショアは「外国人(企業)に対して、租税環境を優遇している国または地域」を指す意味で使われています。
オフショア銀行は「タックスヘイブン(租税回避地)」であり、預けている金額だけではなく、お金を預けていること自体が秘匿されます。
オフショア地域を使うメリットは、税金が無料もしくは通常よりも少額で済むことです。
例えば、タックスヘイブン(租税回避地)のケイマン諸島に対する日本の金融機関の投資や融資残高が、約63兆円に上る(*1)ことがわかるなど、オフショアの市場規模はかなり大きく、そこに切り込むADKは成長の可能性が高いといえます。
(*1)毎日新聞:日本の資金63兆円が租税回避地ケイマン諸島に
iMesh技術(DAG技術)を採用
ADKはブロックチェーンの技術を採用せず、DAG技術の進化系「iMesh技術」を採用しています。DAGはブロック生成をブロックチェーンのように後ろに1つずつ順番に繋げるのではなく、網目状に繋げる特徴があります。
DAG技術を用いたADKは、ブロックチェーンのように「マイナー」によるマイニングが不要です。ADKでは、仮想通貨の取引履歴は各自で管理し、正当性を証明する仕様になっています。
これによりブロックチェーンよりも速く処理することが可能になり、ブロックチェーンの弱点のひとつである、スケーラビリティ問題が起こりにくくなっています。
お得にアイドス・キュネーン(ADK)を買いたい人にオススメの取引所
ADKは独自の取引所を設けており、そこで購入することになります。他の仮想通貨と異なり、市場の取引所に上場はしていません。
取引所 | 特徴 | サイト |
Adios Market | ADK開発メンバーが立ち上げた取引所 | 公式へ |
アイドス・キュネーン(ADK)の基本情報
通貨名(シンボル) | アイドス・キュネーン(ADK) |
発行上限 | 25,000,000ADK |
公式サイト | http://www.aidoskuneen.com/ |
取引所 | https://aidosmarket.com/ |
ホワイトペーパー | https://slack-files.com/T5JV8LUKC-F8KRWRF7Y-35efdedbc9 |
ソースコード | https://github.com/AidosKuneen |
https://twitter.com/Aidos_kuneen | |
コミュニティ(有志によるADKに関する情報のまとめ) | http://adk.works/jp/ |
マサ
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